Jun 30, 2011
外壁塗装に電気代の節約にも
外壁塗装の時に断熱塗料を選択する選択があります。断熱塗料は、その名の通り、外部の気温の中に伝えにくくすることで、夏は涼しく冬は暖かさを提供しています。しかし、まだ色の変化は少なく、価格も一般的な塗料の3倍かかる塗り方も特殊な方法をとるために、どうしてもプロの手に任せることです。しかし、最大20℃の差があるというから、外壁塗装をする場合は、ぜひ試してみておきたいものです。オール電化による住宅の設計が増えているようですね。注文住宅の依頼も確実に増加しているようです。環境に対する意識が強いとも言えることではないでしょうか。自分でいることを積極的に行なっていくことが重要になるでしょう。注文住宅の最新情報についても調べるようにしましょう。知識が求められているのです。
【マニアック街道】
大阪の都心に残る近代建築で、百貨店建築の傑作といわれる大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)。その魅力を、3月のSANKEI EXPRESSの「かんさいMONO語り」で紹介した。取材していて興味深かったのは、建物のディテールにさまざまなモチーフや“暗示”が見て取れたこと。設計した米国出身の建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880〜1964年)は何を訴えているのだろう。
日本に数多くの建築を残したヴォーリズの脂の乗り切ったころの作品といわれる大丸心斎橋店。大正14年に心斎橋筋側の建物が完成し、昭和8年に御堂筋側が増築された。特に目を引くのは1階の内装で、幾何学的なアールデコの装飾が至る所に見て取れる。
天井の格子状の文様や梁(はり)にあたる部分を巡るステンドグラス、柱上の装飾など、ホール上部の空間は圧巻で、下から眺めるとまるで万華鏡のようだ。
しかし、これらはどこか和風意匠に通じるところもある。天井の文様やステンドグラスは、寺社など日本の伝統建築に見られる格天井や欄間を思わせる。百貨店のエントランスホールという人目を引く空間の演出手法として、あえて日本建築のエッセンスも取り入れたのだろうか。
和風モチーフはほかにもある。日本建築で柱上にあって軒の荷重を支える木の部材を「斗●(ときょう)」、水平材が柱から突き出した部分に彫刻を施したものを「木鼻(きばな)」というが、1階の梁付近にはフクロウのような彫刻を施した斗●か木鼻のような装飾がある。
さらに1〜2階を結ぶ階段。踊り場の手すり柱は上部にライトが埋め込まれ、ボーッとした明かりを放つ灯ろうのようでもある。
一方、ネオゴシック風の外観をはじめ、売り場の壁面やエレベーターホールに効果的に使われているアーチなど、西欧の伝統的なエッセンスも随所に見られる。御堂筋側の棟の屋上にはヨーロッパの教会に見られるような鐘があり、定時に「ゴーン、ゴーン」と音を響かせている。
ただ、こうした意匠も一筋縄ではない。例えば、きらびやかで細かい模様がちりばめられた1階エレベーターホール空間について、西欧風とオリエンタル風が混合した、イスラムやインドに見られるサラセン様式の影響を指摘する専門家もいる。
こうした多様なデザイン、アイデアはどこからきたのだろうか。
ヴォーリズは明治38(1905)年、英語教師として来日(後に日本に帰化)。キリスト教の布教活動に携わる一方、住宅や公共・商業ビルなど戦前だけで約1500棟の建築を残した。
来日前には、米国の高校で建築を学んだものの、入学が決まっていたマサチューセッツ工科大学へは経済的事情から進まず、別の大学に入学、建築家への道も一度はあきらめていたという。しかし日本でYMCA活動の一環として、京都YMCA会館の工事監理業務を手始めに事務所を開業。教会建築などを手がけるようになり、その後、設計の幅を広げていった。
「大変、器用な建築家でした」。ヴォーリズの理念を引き継ぐ一粒(いちりゅう)社ヴォーリズ建築事務所(大阪市)の芹野与幸(ともゆき)・経営管理室長はそう話す。
「ヴォーリズは当時、米国から最新の建築技術・デザインを取り寄せ、自分の設計に生かしていました」
事務所には、ヴォーリズが使ったとみられる米建築の写真本なども保管されている。
意匠をさまざまな様式からとってきて、うまくアレンジして使う。それがヴォーリズ建築の大きな特徴といえるようだ。
しかし奇をてらったものはない。住宅であれ、商業施設であれ、目的に合ったシンプルで使いやすい建築という点に気が配られている。
大丸斎橋店は、「庶民に夢を与えるエンターテインメント性」(芹野さん)が考え抜かれた建築だ。確かにいっけん派手ではあるが、目的に見合った設計ということでは、他の作品と同様だ。さらに内装などを素朴な材料を使って仕上げている点、天井や柱に間接照明を使って落ち着いた雰囲気を出している点などに、抑制の効いたヴォーリズらしい設計の妙が見て取れるように思う。(た)
●=木へんに共
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